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未完成のオベリスク (エジプト・アスワン)高さ: 41.75メートル重さ: 1185トン底辺:4.2メートル 材質:赤色花崗岩
上エジプトのナイル川東岸アスワンの石切り場に、三面が切り離されていて一面のみ残されている古代エジプトのオベリスクがある。 完成されて建立していれば最大級のものである。工事の途中で柱身に亀裂が入ってしまったので、やむなく放棄したと考えられる。 ハトシェプスト女王の命によるものか、トトメス3世の1本のラテラン・オベリスク(ローマ)の片方として製造されていたものか、その詳細は不明である。ラテラン・オベリスクは1本だけカルナック神殿に建立されていたものである。
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