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トトメス1世・オベリスク(エジプト・カルナック神殿) 高さ: 19.5メートル重さ: 143トン材質:赤色花崗岩(アスワンから採石) 創建者: 1520年B.C.頃 新王国第18王朝第3代王 トトメス1世創建場所:カルナック・アメン神殿(テーベ)
新王国時代の首都テーベに、初めて1対のオベリスクを奉納したのは、トトメス1世である。カルナック・アメン神殿の第3塔門前の西側に、そのうちの1本が少し斜めになりながらも、現在まで立ち続けている。片方は 18世紀までは立っていたといわれているが、今では台座のみが残っているにすぎない。新王国時代(紀元前 1567年-1085年)は古代エジプトのもっとも輝かしい栄華の時であり、ファラオは世界の支配的立場にあった。
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