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パリ・オベリスク (フランス・パリ)高さ: 22.83メートル重さ: 227トン材質:赤色花崗岩 創建者:紀元前 1300年頃 新王国第19王朝 ラムセス2世創建場所:ルクソール 再建者: 1836年10月25日 フランス国王ルイ・フィリップ1世再建場所:コンコルド広場
現代になってエジプトから搬出された最初のオベリスク。紀元前 13-14世紀古代エジプト王ラムセス2世がルクソ−ル神殿の第1塔門前に1対のオベリスクを奉納した。右側の小さい方はパリへ搬出されたが、左側の1つは現在も元の位置に立っている。ナポレオンのエジプト遠征直後にヨーロッパで古代エジプト文明ブームが起きた。 1822年にはフランスのシャンポリオンがその遠征で発見された「ロゼッタ・ストーン」から古代エジプトの文字ヒエログリフを解読し、その後の古代エジプト学に多大な貢献をした。1831年には、トルコ帝国のエジプト太守モハメド・アリからフランスのルイ・フィリップ1世にこのオベリスクが贈呈された。 1998年にフランスでサッカーのワールドカップが開催された際に、その開会式がコンコルド広場で行われ、パリ・オベリスクには金箔が装飾された。(上記写真右、参照のこと。長女佳子撮影。)
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