ヘリオポリス

 

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ヘリオポリス・オベリスク (エジプト・カイロ)

高さ:20.75メートル

重さ:121トン

材質:赤色花崗岩

創建者:1942B.C. 中王国第12王朝第2代王 センウセルト1世

創建場所:ヘリオポリス

 

現存する古代エジプトのオベリスクの中で最古のもの。

センウセルト1世が、即位30年記念祭の折、太陽神殿の発祥地であるヘリオポリスの神殿入り口に一対のオベリスクを建立した。片方は中世時代(12-13世紀)に倒れたといわれているが、一方は今も残っている。

オベリスクの起源は、ヘリオポリスで行われていた太陽神信仰のベンベン石(尖石)崇拝だといわれている。聖書では「オン(On)」として再三登場する。

近年、ナイル川の河底が上がったため浸水しやすくなったので、約2メートルほど持ち上げられた。

 

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